全損保険整理のリアルな成功例(後編)ーたった3分で読める【法人保険提案】HELLO通信

前回は、赤字企業における保険の活用財務悪化の原因になっていた事例と“今動かさないと損をする”解約タイミングについてお話しました。

今回は続きをお伝えしていきます。

目次

▶返戻金は「借入返済」ではなく「再投資」が正解


5,950万円もの現金が戻ると、多くの経営者が「借金を返したい」と考えます。

しかし、私は必ずこう申し上げます。
「借入返済よりも、まず“会社を軽くする設計”が先です」

借入金の返済は財務指標の改善には見えますが、優先順位を誤ると

・保障喪失
・退職金準備不足
・運転資金の枯渇
という事態を招きます。

■A-Techで実際に採用した資金配分は以下の通り

•2,000万円:社内に現金として留保(運転資金)
•残額:事業保障・退職金準備として“一時払い保険”に再投資

これにより、
✔ 解約で減る保障を補完
✔ 将来の退職金原資を形成
✔ 年間1,000万円の固定費削減

が同時に実現しました。
私が最も大切にしているのは、解約して終わり、ではなく“守る仕組み”に乗り換えることです。

“売上を1円も増やさず黒字化”という結果に

年間1,000万円の保険料が消えるだけで、
営業利益:▲800万円 → +200万円
経常利益:▲1,000万円 → ±0

という劇的改善を実現できました。
私は社長にこうお伝えしました。

「売上を上げなくても黒字に戻せるんです。会社を苦しめていたのは“固定費の構造”でした」
社長は大きく頷かれ、「ようやく会社が呼吸できるようになったわ」と話されたのが忘れられません。

▶「保険をやめる」のではなく“守る保険”に変える

経営者が最も不安に感じるのは、解約によって保障が無くなることです。
そこで私はクロージングで必ずこう締めます。

「保険をやめるのではありません。“節税の保険”から“守るための保険”へ乗り換えるだけです。」
返戻金で会社の体力を戻し、そのうえで一時払いで保障を確保する。
これこそが、赤字企業における正しい“出口戦略”です。

▶赤字企業こそ、保険募集人の“腕の見せどころ”

今回のケースを経て、私は強く感じています。
経営者が本当に求めているのは「節税」ではなく「会社が生き残る提案」。

法人保険営業とは、商品説明ではありません。
財務の理解 × 保障設計 × 経営優先順位の整理という“経営の伴走”です。

赤字企業は当然苦しい状況ですが、適切な解約タイミングと再設計によって劇的に回復できる。
これは現場で確信した事実です。

次回は「老舗企業が抱える“相続・自社株・土地名義”の複合リスク」について2回に分けて解説していきます。

創業50年以上の企業に多い“見えない危機”が、決算書のどこに潜んでいるのか。
そして、保険がどのようにその危機を解決できるのか。
ぜひ楽しみにお待ちください!

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