前回、別表2を見れば株式を誰が持っているか??そしてどんな割合で持っているか??
ということが分かるよというお話をさせていただきました。
一つ目に覚えておきたいのは、【3%以上】という数字です。
仮にすべてで100株だとした場合、3株以上を持っている人物には【会計帳簿等閲覧請求権】という権利があります。
これは、会社の決算書などの書類を見る権利があるということ。
つまり、経営者の役員報酬や、会社の業績などが丸裸になるわけですね。
敵対的な株主の場合、決算書を見られるということは様々な点で不利になる可能性があります。
そのため、安易に会社の株式が第3者にわたることはするべきではないということですね。
(従業員に株式を持たせることが昔流行りましたが、これについても賛否両論がありました)
時に会社経営とまったく関係ない第3者に株式が分散する事は、何かと揉めますので、注意しておきたいですね!(^^)!