前回は「2024年問題」「原点に振り返る」というテーマから「ある保険募集人の「職業観」」を紹介しました。
今回は「職業観を追求しよう」をお届けします。
▶職業観を追求しよう
皆様は、サイモン・シネック氏から書いた『WHYから始めよ』という書籍はご存じでしょうか。
この書籍はこう始まります。
「世の中には、「形式上のリーダー」と「本物のリーダー」がいる。「形式上のリーダー」は、権力のある座に就いていたり、影響力をもっていたりする。いっぽう「本物のリーダー」は、私たちを奮い立たせる。個人であろうが、組織であろうが、私たちは従わざるをえないリーダーではなく、従いたいとみずから望むリーダーについていく。私利私欲のためではなく、私たちのために先導してくれるリーダーに従う。本書は、人々を感激させ、奮起させたい、つまりインスパイアしたいと願う人、自分をインスパイアしてくれる人物を見つけたいと願う人のための本である」
まさに保険募集人は経営者をインスパイアさせる人間にならなければならないのです。
そして本書の中でこのような事が書かれています。
「8割以上の人が自分の憧れや夢を見るような仕事に就いていない。人々をインスパイアできる組織があれば、仕事も家庭も幸せになるのではないか。人々の胸をときめかせ、鼓舞することに成功したパターンがある。それらはすべてWHYから始まっている。WHYから始めよう。内容は?WHYから始めることによって、人々を操作するのではなく、鼓舞させることができる。 アップルの事例では次の通りだ。
【WHY】からだと… 我々は現状に挑戦する、他社とは違う存在である 。デザインを美しく、操作性はシンプルに、現状に挑戦した結果、素晴らしいコンピュータが完成した 。1台いかがですか?
【WHATからだと】… ・素晴らしいコンピュータが完成した 。美しいデザインでシンプルな操作性に優れている。1台いかがですか?
どちらが人々の心を躍らせ鼓舞するだろう。WHYなきところにイノベーションは存在しない。」
この記事をきっかけに自分と向き合う時間を作り、職業観について改めて振り返る機会になれば幸いです。
次回は【決算書の全体像】を2回に分けてお送りします。
楽しみにしていてください!
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