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職業観を振り返る(前半)ーたった3分で読める【法人保険提案】HELLO通信

今回のテーマは【職業観を振り返る】です。

▶2024年問題

労働基準法改正により、2024年4月1日以降、自動車運転業務にも時間外労働の上限規制が適用されます。
時間外労働(休日労働は含まない)の上限は月45時間・年360時間が原則で、特別の事情があり労使が合意する場合でも、年間の時間外労働の上限は960時間までとなります。

ただし、一般の労働者と異なり、「時間外労働と休日労働の合計が月100時間未満、2~6カ月平均80時間以内とする規制」と「時間外労働が月45時間を超えることができるのは年6カ月までとする規制」は適用されません。
またドライバーに対して、前日の仕事が終わってから次の日の仕事が始まるまでに「継続11時間以上与えるよう努めることを基本とし、最低でも9時間を下回らない休息時間」を確保する必要があります。

つまり物流業界はいやおうなしにコスト増加が予想され、もちろんそのコスト増加は荷主へ転嫁されることになります。
これは物流業界だけの問題ではなく、多くの中小企業に影響が出ると考えられます。

このような状況下で、より一層保険募集人の皆様が中小企業経営者を支えていかなければなりません。
そしてその為には皆様自身が信念を持って、仕事をする事が必要です。

▶原点に振り返る

新年度を迎えて、数多くの人財が保険業界に入ってきます。この記事を読んでいる皆様は保険業界が短い方から長い方まで様々かとは思いますが、新年度をきっかけに改めて「職業観」を振り返ってみましょう。

職業観とは「なぜ保険募集人の仕事をしているのか?」という事です。
この部分がお客様に伝わらないと、なかなか決算書はお預かりできませんし、経営者の方に信用してもらうことは出来ません。

私が創業当初からお付き合いのある保険募集人さんが経営者の方に常日頃から話されている「職業観」をご紹介します。

▶ある保険募集人の「職業観」

「実家は祖父の代から50年以上続く宝石店でした。
駅前に店を構えており、幼い頃から常連客にかわいがられながら育ち、その宝石店は家族経営の店だったので、もう一つの家とも言える大切な場所でした。

しかし、父が突然他界し、兄が跡を継ぐと言ったものの、借金だらけで店を畳むしかなかったのです。
保険の仕事をしていながら父の会社の資金繰りを分かっていなかったことも、父が人生をかけて守ってきたお店を畳んだことも、ただただ父に申し訳ないと思うばかりでした。

失意のどん底にいた家族を救ってくれたのは、父の保険金でした。
保険金のおかげで店を畳むことができ、家族も新しい生活を始めることができました。
このときほど、保険のありがたみを痛感したことはありませんでした。

父のことがあって、経営者にはお金のことをよく知っておいてもらいたいと思っています。

しかし、お金は税理士任せ、保険はお付き合いで、という経営者の方が非常に多いのです。
私が思う保険とは「部品」です。

きちんと説明を聞き、決算書を読んだうえで、自分の会社に必要なものを選んでほしい。
必要のないものを契約する必要は一切ありません。

日本にある企業の99.7%が中小企業ですが、数字から見る限りその未来はあまり明るいものではありません。
相続放棄や廃業を経験した私は、経営者に自分の経験と知識をお伝えすることで、生き残れる「強い会社」を作りたい、そんな思いでこの仕事をしています。」

次回は『職業観を振り返る(後半)』にて、「職業観を追求しよう」をお届けします。

おたのしみに!

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