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(法人営業マンなら知っておきたいこと VOL27) 【勘定合って、銭足らず】

「利益」とは「売上」から「費用」を差し引いたものです。
利益=売上-費用

例えば100万円で仕入れた商品を150万円で販売したとすると、利益は「50万円」となります。

50万円=150万円-100万円

ただし日本の企業間取引はほとんどの場合、現金取引ではなく「掛取引」です。売上と売上代金回収にはタイムラグが発生します。
商品売買の取引はあるが、代金はまとめて翌月に振込するという、いわゆる「ツケ」の状態です。

利益=50万円
キャッシュフロー=▲100万円

この場合「売上」は「150万円」分、利益は「50万円」分計上されますが、実際の現金は会社に入ってきません。むしろ仕入代金「100万円」分がマイナスとなります。

上記の例みたいに、利益と現金って違うんですよね。

利益があがっても、キャッシュが残るとは限らないんです。

黒字倒産ってこうやって起こるんですね。

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