(法人営業マンなら知っておきたいこと VOL13)
【自己資本比率について】
純資産の部に関連する事で確認しておきたいことは
①自己資本比率
②繰越利益剰余金
この2つ。
今日は、自己資本比率についてです。
貸借対照表の左側には”資産”が書かれていましたよね。現金・預金などの流動資産から不動産などの固定資産など。
その資産をどうやって調達したかが貸借対照表の右側に表現されるんでしたね。
右下に表現されているのが、純資産と呼ばれるもので、いわゆる自己資本(=返済不要のもの)というやつですね。
自己資本比率とは企業に存在している資産がどれだけ純資産で調達できているかを示した指標で、(純資産÷総資産)×100%で計算する事ができます。
一般的には30%を超えると、優良企業と呼ばれますね。ここがマイナスということは純資産がマイナスであることを意味するので、債務超過(資産よりも負債が多い)である事を意味します。
金融機関も自己資本比率をとても重視していますので、これくらいはお客様に説明できるようになっておきたいですね。