決算書を見るときは、別表から見るという順番があるように、貸借対照表にも見る順番が実はあります。
まず見るべきは【純資産】の部分ですね。
純資産は、【純】資産なので、純粋な意味での企業の資産という事です。
資産が3000万円あっても、負債が4000万円あれば、【純】資産はマイナス1000万円になってしまうわけですね。
【純】資産がマイナスであることを債務超過と呼びます。こうなると途端に金融機関がお金を貸してくれなくなります。
純資産の部分で覚えておきたいのは、
①自己資本比率
②繰越利益剰余金
の2点です。