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我々の仕事は何なのか?(前半)ーたった3分で読める【法人保険提案】HELLO通信

▶保険募集人の仕事は何か?

誤解を恐れずにあえて言います。
保険募集人の仕事は「保険を販売すること」ではありません。

保険は単なる手段に過ぎず、保険募集人が真に果たすべき役割は、顧客である企業や経営者のリスクマネジメントを支援することにあります。

リスクマネジメントとは、「企業が直面する多様なリスクを特定し、それらが事業に及ぼす影響を評価したうえで、適切な対策を講じる一連のプロセス」を指し、その目的は、リスクによる損失を最小限に抑えつつ、経営の安定性や事業の継続性を確保することにあります。

▶法人保険で提案するリスクマネジメントの視点

法人保険を活用した提案には、事業保障や役員退職金、福利厚生といった内容が含まれます。

例えば、「福利厚生」の提案は「何」を解決しているのでしょうか。
これは、従業員の退職やモチベーション低下といったリスクをマネジメントするものです。

多くの保険募集人がこの点を明確に認識せず、単なる保険商品としての提案に終始してしまっていますが、提案している保険が中小企業の人材リスクを軽減し、組織の安定に寄与する重要な手段であることを理解すれば、顧客にとっての価値が一層明確になります。

▶企業が直面する多様なリスク

企業は日々、多様なリスクに直面しています。
その中でも経営リスクは特に深刻です。

経営者の突然の不在や健康問題は、企業の存続そのものに直結します。
中小企業の場合、経営者の存在が会社の成否を左右するケースが多く、事業承継の計画が不十分な場合には深刻な影響を受ける可能性があります。

次に財務リスクも挙げられます。
例えば、キャッシュフローが不足したり、借入金の返済が困難になったりすると、企業の信用力が低下し、最悪の場合、倒産に至る可能性があります。

また、市場リスクとして、競争環境の激化や顧客ニーズの急速な変化があります。
これに対応できない企業は、業績の低下や顧客離れに直面します。
このように、企業が抱えるリスクは幅広く、それぞれが経営に深刻な影響を与える可能性があります。

次回は『我々の仕事は何なのか?(後半)』にて、「リスクマネジメントの基本的な対応策」「保険募集人に求められる視点と役割」についてお届けします。

楽しみにしていてください!

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