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企業のフェーズ毎のリスクについて(後半)ーたった3分で読める【法人保険提案】HELLO通信

前回は、「創業期のリスク」「成長期のリスク」についてお伝えしました。

今回は、安定期・事業継承期のリスクについてお伝えいたします。

▼安定期のリスク

会社が成長して落ち着き始めると、社内ではスタッフも育って、取引先も安定してくる為、いよいよ安定期に入ります。創業や成長期みたいに急激に成長するわけではないですが、利益を出していける時期です。ただ会社を経営していると、予想もしなかったことが起こることもあります。取引先がつぶれたり、機械が壊れたり、為替や原油価格の変動、自然災害に見舞われたりなど様々な事が起こり得ます。

▼安定期のリスクの例

安定期の会社は、いざというときに備えて無駄なコストは抑えつつ利益を守りたいと考える傾向にあります。そのようなときに役立つのが、経営者を対象にした長期平準定期保険。万が一のときに備えつつ、必要な資金を積み立てていくことができます。生命保険は全て解約しなくても、必要な分を解約することもできるし、資金不足になった場合は解約払戻金を使って保険会社からお金を借りることもできます。

▼事業承継期のリスク

事業承継で面倒なのが「自社株」のことです。上場していない会社でも、株を相続や贈与するときには、結構な高額評価されることがあって、それに伴う相続税が相続人にとっては大きな負担になります。経営者の持っている財産は、「自社株」や「事業用地」みたいにすぐに現金化できないものが多いので、そうなると相続人は、財産は受け継ぐ一方で、相続税を払うためのお金に困ってしまうことがあるわけです。

▼事業承継期のリスクの例

事業承継期には、終身保険が役立つことが多いです。これは一生涯の保障がある保険で、保険料を払うのは70歳や75歳くらいまでに設定できます。退職時には、この保険を会社から自分に名義変更して、保険料を払い終えたら、一生涯の保障を退職金のように受け取れるようにすることも可能です。特に、相続する財産に現金が少ない場合でも、この保険から出る保険金があれば、相続人が自社株を含めた税金の支払いに困ることはなくなります。

企業のフェーズ毎にリスクの種類は違いますので、皆様が提案する会社がどのようなフェーズなのかを見極めることが重要ですね。

次回は【法人に保険を提案する際の別表7「欠損金又は災害損失金の損金算入等に関する明細書」について】を2回に分けてお送りします。

楽しみにしていてください!

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