普段からたくさんの保険募集人の方とお会いしますが、優績者の方に共通する事は「事業計画」を立てているかという事です。
「事業計画」というと、「いつ具体的に何をするのか」といった事を計画するイメージかもしれませんが、自身のビジョン・理念・提供価値(バリュー)の整理や、どのような動線でお客様から生命保険をお預かりするのか、自身の強みの整理などを考えることも含まれます。
今回の記事で事業計画の全てを網羅する事は出来ませんが、より重要度が高い所を解説していきます。
▶なぜ保険営業をするのに、事業計画が必要なのか
保険営業という仕事は、一般的な営業とは性質が異なります。
一般的な営業は会社が営業戦略を立案し、決まったマーケットに決まった商品・サービスを展開していく事が多く、営業手法などについてもある程度は体系化されています。
一方で保険営業という仕事は良くも悪くも自由度が高く、商品サービスは決まっているものの、マーケティングや営業手法は(コンプライアンスは守る必要がありますが)自分次第です。
事業計画を立てた上で行動しないと、無計画な営業になってしまい長期的に成功する確率は低くなってしまいます。長期的に成功する為にも事業計画を作成しましょう。
▶すべてはビジョン・理念から始まる
会社にビジョン・理念があるように、保険募集人さん自身にもビジョン・理念が必要です。
ここでいうビジョンとは「仕事を通じて実現したい事」という事を指し、理念は「ビジョンを実現するためにやるべき事」と理解してもらえれば結構です。
この仕事をするようになったきっかけは「先輩に誘われたから」や「お金を稼ぎたいから」等の表面的な理由もあれば、皆様の経験から「保険」の仕事に使命感を感じて、仕事をされている方もいるかもしれません。
きっかけは何であれ、皆様自身が考えているビジョンや理念が他人に共感されないと、皆様の事を誰も応援してくれません。自分と向き合う事は苦しいことかもしれませんが、自身のビジョン・理念を言語化してみましょう。
次回は『保険営業には事業計画が必須(後半)』にて、残りの3つのポイントをお届けします。
おたのしみに!
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